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てぃーだブログ › 又吉内科クリニック BLOG › 沖縄の苗字

沖縄の苗字

 このコラムもおかげさまで、39回を迎えました。まことにサンキューです。今回は「ユンタク半分」ならぬ「ユンタク全部」のお話を一席。沖縄の苗字にまつわる笑い話です。
 ある日のこと、旅行で本土に来ていた沖縄出身者5名がドライブ中に検問に引っかかりました。
警察官「名前は?」
運転手「ウンテン(運天)です」
警察官「ふざけるなよ。助手席の女性の名前は?」
助手席女「オンナ(恩納)です」
警察官「お前ら名前言わないつもりか。後ろに乗っている三人の名前は?」
後部座席三人「ナカマ(仲間)です」「ナカマ(名嘉真)です」「ナカヨシ(仲 
       吉)です」
 みなさんは本土に行った時などに、苗字のことでストレスを感じたことはありませんか?沖縄の苗字は独特なものが多く、ウチナーンチュが本土に行くとけっこう面倒くさいことが多いものです。例えば、「お名前をお願いします」と聞かれて「キャンです」と答えると「・・・はい?」と必ず間ができて聞き返されるでしょう(沖縄中の喜屋武さんすみません。ほんの一例です)。
 私は本土で大学生活を過ごしましが、本土では又吉という苗字も珍しがられました。今では、直木賞作家で芸人の又吉直樹さんや中日ドラゴンズの又吉克樹投手といった有名人が出てきたこともあり、全国的に認知されるようになってきましたが、当時は間違えて読まれることも多かったです。
 テニスの試合に出場時し、試合開始でサービスをする私の名前がコールされた時のこと。
「ザ・ベストオブ3セットマッチ、マタキチ サービングプレイ!」
 気合が抜けてしまったのは言うまでもありません。

(琉球新報 うない「Dr又吉のユンタク半分医者半分」 2018. 7-8 掲載)
沖縄の苗字
2018年07月23日 20:25
Posted by matayoshi
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