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てぃーだブログ › 又吉内科クリニック BLOG › やっぱりご飯が主食

やっぱりご飯が主食

 「はじめチョロチョロなかパッパ、ジュウジュウふいたら火を引いて、赤子泣いてもふたとるな」昔の人のご飯を釜で炊くときの極意です。
 米を炊く時に出るそのにおいは、実に不思議なもので、私たち日本人を永遠に夢中にさせます。一日に三度も同じものを食べたら、たいていの食べ物は飽きてしまって、もう翌日には食べたくならないものです。しかし、日本人の主食であるご飯は、毎日食べても、何年でも何十年でも一生涯かけて食べ続けても、飽きるものではありません。
 これは、米が水を介して「煮られる」ところにあります。米と水を適度に合わせて煮ると、ちょうどよい弾力をつけながら、うま味と甘みが出てきます。そして何といっても、炊きあがる時のにおいは食欲をそそり立たせるにあまりあるほどで、特に新米が好まれるのは、この弾力とうま味と香りの三つの要素を調和よく備え持つためです。
 そもそも、高い火焔に耐えることのできなかった土器の時代には、米は灰の中に埋めて焼いて食べるという原始的手法がとられていたようです。その後、大陸から高熱に耐えることのできる土器の作り方や鉄などが導入されてからは、それまでの焼くことでは得ることのできなかった味と香りを、炊くことによって引き出すことになり、日本人の米飯主食が定着したといわれます。
 米や小麦、大麦、ライ麦、トウモロコシ、じゃがいも、さつまいもなど、主食になり得るものはたくさんありますが、私たち日本人にとって最良なものはやはりご飯です。三食食べても飽きることはありません。好き嫌いのある子どもは多いと思いますが、ご飯が嫌いで食べられないという子はまずいません。また、ご飯を主食にすれば、どんな副食でもあいます。魚、肉、卵、季節の野菜、豆類などいくらでも選択することができます。
 今、世界的に日本食が注目されています。欧米諸国から、最も健康的で理想的な食と推奨されています。温暖で水の豊富な日本では稲作が適しており、ご飯を主食とする食文化が発展してきました。逆にいえば、ご飯を主食としてしっかり食べることを教えることが、食育の近道といえると思います。

(週刊レキオ Dr又吉の知って楽しい食育のチカラ 2011.12.8)
やっぱりご飯が主食
2011年12月03日 22:28
Posted by matayoshi
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