
スポーツ活動中の熱中症
子どものスポーツ活動中の熱中症事故が増えています。記録的な猛暑が一番の原因ですが、野球やサッカーなど、本格的にスポーツを始める子どもの低年齢化と競技人口の増加が背景にあると思われます。
スポーツは遊びとは違い、きつくても頑張ろうという気持ちが強く働くものです。ジュニア選手とはいえ「友達やライバルよりもっと上手くなりたい」「みんな頑張っているのに自分だけ手をぬけない」と思う子も多いようです。
一般的に子どもは大人より熱中症になりやすく、年齢が低いほど、体が小さい子ほど熱中症になる危険性が大きくなります。毎年、全国的にスポーツ活動中の熱中症による死亡事故が発生しています。熱中症は、知識をしっかり持って取り組めば必ず予防することのできる病気です。
熱中症には、以下の4つの状態があります。①熱失神:血管が広がることでおこる血圧低下、脳への血流が減って起こるめまい、失神。②熱疲労:大量の汗をかき、水分補給が追いつかない脱水症状、脱力感、めまい、頭痛、吐き気。③熱けいれん:大量の汗をかき、水だけを補給して体の塩分濃度が低くなって起こる、筋肉のけいれん。④熱射病:体温の上昇で脳の機能異常をきたした状態。意識障害、ショック状態、死亡率が高い。
熱中症の正しい知識を持っていれば、その環境と症状から診断は可能だと思います。しかし、ここで注意することは、熱中症とは例えば熱疲労から熱射病へと徐々に進行していくものではなく、いきなりそれぞれの症状が急に出てくるということです。
応急処置としては、熱失神と熱疲労は、まず涼しい場所に移動し衣服をゆるめます。意識があり、吐き気がなければ水分補給をさせ、吐き気やもどしがあれば病院へ受診させます。意識障害を伴う熱射病は死の危険性のある緊急事態です。衣服を脱がせ、全身に水をかけたり、首、脇の下、足のつけねを氷などで冷やしながら一刻も早い救急車の要請が必要になります。
もちろん、子どもたちをサポートするお父さんやお母さんも熱中症に注意が必要です。
(週刊レキオ Dr又吉の知って楽しい食育のチカラ 2012.8.9)

スポーツは遊びとは違い、きつくても頑張ろうという気持ちが強く働くものです。ジュニア選手とはいえ「友達やライバルよりもっと上手くなりたい」「みんな頑張っているのに自分だけ手をぬけない」と思う子も多いようです。
一般的に子どもは大人より熱中症になりやすく、年齢が低いほど、体が小さい子ほど熱中症になる危険性が大きくなります。毎年、全国的にスポーツ活動中の熱中症による死亡事故が発生しています。熱中症は、知識をしっかり持って取り組めば必ず予防することのできる病気です。
熱中症には、以下の4つの状態があります。①熱失神:血管が広がることでおこる血圧低下、脳への血流が減って起こるめまい、失神。②熱疲労:大量の汗をかき、水分補給が追いつかない脱水症状、脱力感、めまい、頭痛、吐き気。③熱けいれん:大量の汗をかき、水だけを補給して体の塩分濃度が低くなって起こる、筋肉のけいれん。④熱射病:体温の上昇で脳の機能異常をきたした状態。意識障害、ショック状態、死亡率が高い。
熱中症の正しい知識を持っていれば、その環境と症状から診断は可能だと思います。しかし、ここで注意することは、熱中症とは例えば熱疲労から熱射病へと徐々に進行していくものではなく、いきなりそれぞれの症状が急に出てくるということです。
応急処置としては、熱失神と熱疲労は、まず涼しい場所に移動し衣服をゆるめます。意識があり、吐き気がなければ水分補給をさせ、吐き気やもどしがあれば病院へ受診させます。意識障害を伴う熱射病は死の危険性のある緊急事態です。衣服を脱がせ、全身に水をかけたり、首、脇の下、足のつけねを氷などで冷やしながら一刻も早い救急車の要請が必要になります。
もちろん、子どもたちをサポートするお父さんやお母さんも熱中症に注意が必要です。
(週刊レキオ Dr又吉の知って楽しい食育のチカラ 2012.8.9)

2012年08月10日 21:06
Posted by matayoshi
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