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てぃーだブログ › 又吉内科クリニック BLOG › スポーツをする子どもの食と栄養③

スポーツをする子どもの食と栄養③

 シドニーオリンピック女子マラソンの金メダリスト、高橋尚子さんのレース当日の朝ご飯は、お餅とみそ汁だったそうです。お餅?と思う方もいると思いますが「ご飯よりお餅の方が、しっかりとした炭水化物を摂れる」と彼女は言います。腹持ちもよく、少ない量でエネルギーを蓄えられるので、レース当日の定番メニューとのことでした。
 スポーツ選手が、これまでの練習の成果を試合で十分に発揮するためには、当日どのような食事をしたらいいでしょうか。
 「相手に勝つ」とばかりにステーキやトンカツを食べていると、果たしてどうでしょう。ステーキやトンカツは、消化が悪く、胃もたれするうえ、試合中のエネルギー源としてはほとんど使われません。
 運動時の主なエネルギー源となるのは、ご飯やうどんなどの「炭水化物」に含まれる糖質です。ここで注意が必要なのが、決して「砂糖」の糖ではないということです。
 「炭水化物」とはブドウ糖がとてもたくさん結合した大きな分子で、「砂糖」はブドウ糖と果糖が1個ずつ結合した小さな分子です。「炭水化物」は体内ではゆっくりと分解され血糖値を維持し、エネルギーに変わります。それに比べて、「砂糖」は急激に血糖を上げますが、下がるのも急です。持久力が必要なスポーツでは「炭水化物」から得られる糖質が理想的なエネルギー源となるのです。
 グリコーゲンローディングとう言葉があります。マラソンやトライアスロンなど、持久力の必要なトップアスリートの間では今や常識となった食事法です。 
 (1)試合の1週間前に「きつい」トレーニングをして、体内のグリコーゲンを使い切ってしまいます。(2)それから、試合の3日前まではタンパク質の多い食事を摂ります。(3)その後、試合当日まで炭水化物中心の食事に切り替えるというものです。これにより、より多くの糖質(グリコーゲン)を体に蓄えることができます。
 子どもの場合、もちろんここまでする必要はありませんが、試合当日には、ご飯やうどんなど消化のよいものを食べ、試合の後に肉や魚などのタンパク質をしっかり摂るということが大切になります。

(琉球新報 週刊レキオ 「Dr又吉の知って楽しい食育のチカラ」 H24.11.22)
スポーツをする子どもの食と栄養③
2012年11月23日 23:17
Posted by matayoshi
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