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家族団らん

 雨戸を叩き付ける暴風雨。窓の隙間から入る細い風は山男の口笛の様に家中に響き渡ります。築20年以上の木造の赤瓦屋は、ギシギシきしみ、時折大きく揺れながら暴風に耐えています。私の小さい頃の台風の日の光景です。
 私たち子どもは家中を走り回ったり、兄弟げんかをしたり。母いわく「家の中も台風なっているサー」とあきれ顔。
 昔は台風が来ると、停電と雨漏りがつきものでした。夜になると家族みんなでローソクの火を囲み、オバアが作るヒラヤーチーと白玉子が台風の日の定番メニューでした。少し不安で不便な時間でしたが、家族みんなが一日中一緒にいれる特別な日であり、子どもにとっては楽しい非日常がそこにはありました。台風が去った後は「もう台風終わったの?」と少しなごり惜しい気持ちにさえなったものです。
 「孤食」という言葉があります。家族がいながら一人で食事をすることを意味するものです。核家族化、共働き家庭の増加により「家族団らん」で食事をするという光景が減り「孤食」が増える傾向にあるといわれます。
 典型的なのが朝の風景です。お母さんは、早く起きて朝ごはんの支度と弁当作り。お父さんは一番に一人で食事し出勤。子どもたちも年頃になると朝にシャワーを浴びるので、シャワーから上がり次第一人ずつ食事。そして、みんなを見送った後にお母さんも孤食。同じ家で生活し、顔を合わせながらも「孤食」。実は増えているのです。
 「食生活に関する世論調査」で、「家族全員で夕食を食べることがどのくらいあるか」を尋ねています。「ほぼ毎日」と答えた人が32%に対し、「ほとんどない」が9%、「月に1〜2回くらい」が6%、「週に1〜2回くらい」と答えた人が26%あり、何と全体の4割以上で家族の誰かが不在のまま夕食を摂っているという結果が出ています。
 その一方で、「家族全員で、夕食をそろって摂りたいと思うか」という問いに対しては、「できるだけ毎日そろって摂りたい」という回答が70%に上っていて、理想と現実の間に大きなギャップのあることがうかがえます。
 家族みんなで努力することが大切です。

(琉球新報 週刊レキオ 「Dr又吉の知って楽しい食育のチカラ」 H25.3.28)
家族団らん

2013年05月01日 16:22
Posted by matayoshi
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