
生活習慣病
「先生、うちの犬“シロー”も糖尿病なんです」糖尿病で通院中のKさんの診察室での言葉です。最近、“シロー”の元気がないので近くの動物病院に連れて行ったら採血と尿検査で糖尿病と診断されたとのことです。食事運動療法を指導され、犬の万歩計「わん歩計」を買わされ通院中とのことです。「エッ!犬の万歩計ってあるんですね〜」と私もびっくりしました。ちなみに「わん歩計」は、腰につけるのではなく首輪のようにして犬の首につけるそうです。
地球上の動物で、肥満や糖尿病といった生活習慣病がみられるのは、人間とそのペットだけといわれます。飽食と運動不足が最大の理由であり、人間の生活圏に入ってきたペットの間で生活習慣病が増えているそうです。
その後、その日を境にKさんの血糖値は徐々に改善していきました。Kさんいわく「“シロー”のために食事運動療法を一緒に頑張っている」とのことでした。ご自身も万歩計を購入し使っているそうですが、同じ距離を歩いても“シロー”の3分の1の歩数しかカウントされないのがどうも納得いかないようです。歩幅が小さい“シロー”を相手にライバル意識を持っているようですが、双方の病状ともよくなってきているので、ワンダフルと説明しています。
(琉球新報 うない 「Dr又吉のユンタク半分医者半分」 2012.7-8)

地球上の動物で、肥満や糖尿病といった生活習慣病がみられるのは、人間とそのペットだけといわれます。飽食と運動不足が最大の理由であり、人間の生活圏に入ってきたペットの間で生活習慣病が増えているそうです。
その後、その日を境にKさんの血糖値は徐々に改善していきました。Kさんいわく「“シロー”のために食事運動療法を一緒に頑張っている」とのことでした。ご自身も万歩計を購入し使っているそうですが、同じ距離を歩いても“シロー”の3分の1の歩数しかカウントされないのがどうも納得いかないようです。歩幅が小さい“シロー”を相手にライバル意識を持っているようですが、双方の病状ともよくなってきているので、ワンダフルと説明しています。
(琉球新報 うない 「Dr又吉のユンタク半分医者半分」 2012.7-8)

2014年07月08日 15:59
Posted by matayoshi
│Comments(0)
│Comments(0)
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。