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てぃーだブログ › 又吉内科クリニック BLOG › 胃の中にピロリ菌が!

胃の中にピロリ菌が!

 胃潰瘍で通院中のおばあちゃんとの会話です。
「胃潰瘍の原因のピロリ菌がいるので治療しましょうね」
「えっ。ピロリ菌が胃の中にいるの?じゃあー、うちのおじーもピロリ菌いるはずよ。若い頃はよくチューしたからネー」と少し頬を紅らめました。
「おじいちゃんの胃にもピロリ菌がいるかもしれませんが、大人はチューでピロリ菌がうつることはないですよ」と説明しても、おばあちゃんは診察室でずっと照れ笑いをしていました。おばあちゃんの初々しい乙女時代を想像し温かい気持ちになりました。
 ピロリ菌とは、正式には「ヘリコバクター・ピロリ」という胃の中に棲む細菌です。胃の中には胃酸があり、通常の菌は生きていくことが出来ません。しかし、ピロリ菌は特殊な酵素を持っており、自分の身を胃酸から守り生きていくことができるのです。
 その感染率は、50歳以上では40〜50%と高いのですが、若い世代では徐々に低くなっており、10代では10%以下といわれます。
 ピロリ菌は、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃ガン、萎縮性胃炎などの原因になります。もちろん、ピロリ菌感染者みんなが病気になるわけではありませんが、胃ガンの患者さんの感染率は90%以上であり、ピロリ菌の治療が胃ガンの予防につながることは明らかです。特に年齢が若いほどその予防効果は大きいといえます。

(琉球新報 うない「Dr又吉のユンタク半分医者半分」 2013.1-2掲載)
胃の中にピロリ菌が!

2015年11月25日 20:10
Posted by matayoshi
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