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てぃーだブログ › 又吉内科クリニック BLOG › おならは燃える?

おならは燃える?

 学校で化学を習い始めた息子から「おならの成分って何なの?」と聞かれたことがあります。おならの主成分は、窒素、二酸化炭素、メタン、水素、酸素などですが、その他にも約400種類もの成分が含まれます。その中でも悪臭のもとになるのは、タンパク質の分解で生じるイントール、スカトール、アンモニア、硫化水素などです。
 一回に出るおならの量は10〜200ml、回数は一日に5〜20回程度で、一日に出るおならの総量は500〜2000mlにもなるといわれます。これは、狭い宇宙船での生活に影響を与えかねないと、アメリカのNASA(米航空宇宙局)が調べたデータです。
 メタン、水素といえば燃料ともなる物質であり、そうすると当然ながら「おなら」は燃えるのです。おならを集めて、燃料にできないかを真剣に考えている研究者もいるほどです。実際、昔は外科の手術中に患者さんの腸内にたまったガスが電気メスの熱で引火、爆発するという事故があったといいます。しかし、現在では手術前に腸内を洗浄し手術を行うので、このような心配はほとんどなくなりました。
 私も大腸カメラ検査を専門的にしていますが、研修医の時に先輩の医者から「腸内を洗浄していない状態で大腸ポリープを電気メスで切除すると爆発するぞ」と教わったのを覚えています。
 たかが「おなら」、されど「おなら」。おならが多いと悩んでいる方は意外に多いのです。あれこれ考えずにまずは大腸検査をすすめます。

(琉球新報 うない「Dr又吉のユンタク半分医者半分」 2013.7-8掲載)
おならは燃える?

2016年02月25日 21:28
Posted by matayoshi
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