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てぃーだブログ › 又吉内科クリニック BLOG › 手遅れ医者

手遅れ医者

 専門家と言われる人の中に「なぜもっと早く相談してくれなかったのか。早く相談していれたなら○○で済んだのに。」という人がいます。誰かに迷惑をかけるわけでもなく、個人的な相談だったはずなのに、早く相談しなかったことが悪いことだったように言われた経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
 落語の小咄(こばなし)に「手遅れ医者」というのがあります。なんでもかんでも「手遅れだ」と患者さんに言っておけば治った時喜ばれ、治らなくても仕方なく諦めてもらえると企てる医者の話しです。
「先生、ちょっと診てやってくれ。友人が階段から転げ落ちて大怪我だ。」
「ああ、これは申し訳ない、もう手遅れだ。」
「ええっ!? 手遅れですか? 階段から転げ落ちてすぐに、ここに連れて来 
 たんだがそれでも手遅れですか??」
「ああ、手遅れだ。階段から転げ落ちる前に連れてこなくちゃいけないね。」
 これはあくまで笑い話でありますが、実際の診療の場でも口には出せませんが「もう少し早く受診してくれていれば・・・」と思うことはしばしばあるのです。予防医療、早期診断・治療が診療の基本となる現在、「検診さえきちんと受けていれば・・・」ということもあります。生活習慣の乱れや肥満が原因で起こる糖尿病、高血圧などの生活習慣病。それを放置していると、心臓病、脳卒中、腎臓病など生命に関わる病気につながる危険性があります。また、沖縄県は癌死亡改善率の全国ワースト1という状況があります。定期的な検診を受けていれば助かる命があるのです。
 「なっぜ、もっと早く・・・」とならないように、自分のため家族のためにみんなで検診を受けましょう。

(琉球新報 うない「Dr又吉のユンタク半分医者半分」 2014. 9-10掲載)
手遅れ医者

2016年08月24日 20:05
Posted by matayoshi
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